平成21年 7月3日(木) ■ 今年の主役交代は果たしてあるのでしょうか♪ ■ 昨年・一昨年と『人気ランキング』の中心にあった『川口武亮』さんの『粉引ソバ猪口』ですが、昨年夏から『川口武亮』さんの商品の当サイトでの販売を終了したことから、今年はまた3年前のランキング状況に戻った感があります。 そんな2009年度上半期のランキングですが、その途中経過はどのような結果になったでしょうか♪ ■ 参考資料 ■ 人気ランキング 2005 人気ランキング 2006 人気ランキング 2007 人気ランキング 2008 今年も早くも半年が過ぎ、5年目を迎えた『人気ランキング』ですが、昨年まで2年連続の年間ランキング1位を獲得した『川口武亮』さんの『粉引ソバ猪口』が販売終了となり、今年はどの作品が主役を勝ち取るか、ちょっと注目ではありましたが。。。 結果的には前チャンピョンの返り咲きとなり、『一真窯』さんの『白磁手彫ボウル』が上半期の1位となっています。こちらの作品は、’05年’06年の2年連続の年間ランキング1位となり、『粉引ソバ猪口』が2年連続1位となった、’07年’08年にも2位を獲得していた作品ですので、『粉引ソバ猪口』の存在が無ければ、4年連続で1位だったと思われるロングセラーで高い人気をキープしている作品です。その人気は今年も健在で、年明けから変わらぬ人気を維持し危なげなく1位を獲得しました。今年の年間ランキングでも大本命ですね。 そして今年の上半期は『一真窯』さんの『白磁手彫り』シリーズが大健闘を見せていて、2位に入った『白磁手彫ポット』と、3位の『白磁手彫丸皿』とで上位3位までを独占したうえに、さらに同率6位には『白磁手彫マグ』もランクインして、計4作品ものランクインを果たしています。 中でも意外だったのが3位にランクインした『白磁手彫丸皿』で、週間ランキングでは時々ランクインはしていたものの、それほど目立った感じはなかったにも関わらず上位ランクインとなり、上半期を通じてコンスタントに人気をキープしていたと言えます。 また、2位の『白磁手彫ポット』も単一デザインの作品での2位は大健闘です。 そして4位に入ったのは、今年発表の新商品『黒焼〆変形丸和皿』でした。こちらは『白磁手彫ボウル』・『白磁手彫マグ』とのセット販売も功を奏しての上位ランクインです♪ そして5位に入った『古染野バラなぶり鉢』、同率6位に入った『古染野バラ角取皿』・『古染野バラひさご茶付』と、3作品をランクインさせた『陶房青』さんの『古染野バラ』シリーズの人気も健在です。 逆に昨年ランクインしていた『染付しだ紋』シリーズが、今回は惜しくもランクインを逃しています。 さらに同率6位には、『洸淋窯』さんの『白磁千段リム皿』が入り、こちらも今年の新商品からのランクインで大健闘です。 その他、同率10位に2作品、『アイボリーちょいでかスープ』と『藍水椿小鉢』がランクインを果たしています。 ただ、『藍水椿小鉢』については、こちらの製品の型の製作が終了してしまい、現在の在庫分が完売した時点で販売終了となってしまいますのでちょっと残念です。 その他、惜しくもランクイン出来なかった作品の中には、『陶房青』・『一真窯』さんの作品を中心に、 『康創窯』さんの『染付濃十草小鉢』、『大拓窯』さんの『かわらけ杯』、『李荘窯』さんの『李荘碗』などが年間ランキング入りを狙っています。 ■ 2009年度のランキングの傾向としては、以前に比べると『無地物』に人気が偏っていた傾向から、随分『柄物』の作品へのご注文も増えているように思います。これも『陶房青』さんの作品を中心とした『染付』の作品の人気が随分貢献しているようです。 後半に向けて新商品の発表も溜まっていますので、後半戦のランキングにどんな変化が見られるか楽しみです♪ |