■ 商 品 名
丸紋祥瑞マグカップ
■ 価 格
菖蒲の隠者販売価格
18,150円 (税込)
■ サ イ ズ
径9.3cm×11.5cm×高7.7cm
■ 重 量
190g
■ 内 容 量
200cc (8分目)
■ 窯 元
■ 特 徴
陶磁器、成型、染付・染錦
存在感たっぷりの染付が印象的な
★ 「丸紋祥瑞マグカップ」 です。
三川内焼を代表する人気の窯元
『平戸松山窯』さんのマグカップです。
『三川内焼?』 有田、伊万里の知名度の影に隠れ、あまり聞きなれない焼き物産地の名前ではないでしょうか? 有田とは県境を挟んで長崎県にある
三川内焼の産地は、平戸松浦藩の御用の窯として受け継がれたその伝統の技は、鍋島藩の御用窯として発展した伊万里色鍋島のそれとはまた違った、精工で緻密な細工と染付の美術工芸品を生産してきました。
(各
産地の歴史と特徴については、
コチラにも詳しく紹介していますので、良かったら参考にしてください。)
その中で
『平戸松山窯』さんは染付を中心に生産し、その独特なコントラストの強い濃い目の染付が魅力的です。 こちらの作品は、その染付の中で最上とされる
『祥瑞』柄で存在感たっぷりに印象的に仕上げた、
『平戸松山窯』を代表する作品です。
『三川内焼』伝統の透き通るような白磁の器に、
『松山窯』独特の濃い目の呉須(染付)が印象的に浮かび上がってとっても高級感のある作品に仕上がっています。
★ コチラの作品は陶器市謝恩セールの際に限定品で出品した作品です。今回はリクエストのお答えして少数ロットでの販売を開始いたします。 在庫切れの場合は入荷にお時間を要しますが、何卒ご了承下さい。
■ 『平戸松山窯』 独特のコントラストの強い藍の染付で、細かく丁寧に
『祥瑞』 が描かれています。
『祥瑞』 とは中国明時代末に景徳鎮窯で作られていた染付磁器のことで、現在では、幾何学模様や地紋・山水などの絵柄が緻密に書き込まれた作品を総称して言います。
『吉兆』 が訪れる絵柄として、染付製品の最上の絵柄とされています。
▲ ちょっと大き目のマグが、いろんな場面で活躍してくれます。 しっかりと書き込まれた手描きの器は、マイカップとして末永く愛用できそうですね♪
▲ 真上から見たところです。 持ち手の部分を1箇所押してあるので、そこに親指を当てると持ちやすくなっています。
⇒ 裏側から見たところです。
低めに抑えた高台はカップに安定感を与えています。
⇒ 持ち手の部分にも『梅唐草』の絵柄を施しています。
カップの内側渕の部分にも、しっかりと描き込まれていて、カップに締りを与えています。
← CDケースと比べるとこの位です。
■ 平戸松山窯独特の濃い目の染付が印象的です♪
1部錦を使ったマグも華やかさを加えて素敵です。
■ 少数ロットでの入荷ですので、在庫の数量には限りが御座います。 在庫が切れた場合には入荷まで約1ヶ月ほどお時間を頂戴します事を予めご了承下さい。
← こちらは
『染付』 の作品。
『三川内焼』を代表する透明感のある真っ白な
『白磁』と、
『松山窯』独特の濃い目の呉須(染付)が相まって、重厚な存在感と高級感を与えています。
伊万里
『色鍋島』の繊細なタッチの絵柄とはまた違い、古の伝統を感じさせる味のある作品です。
こちらは
『染錦』 の作品。
⇒
『染付』の一部を『錦』に変えて、重厚な『染付』に華やかさを与えています。
『染付』と
『錦』の違いについては、
『隠者の独り言』のコーナーで取り上げていますので参考にしてください。
▲ 松竹梅・亀甲紋、などを収めた
『丸紋』 の絵柄の隙間を、七宝紋・青海波・幾何学紋、の
『祥瑞』 の絵柄で敷き詰めています。
▲ こちらは
『染付』の一部を
『錦』で華やかに仕上ています。 色が入る事で随分印象も違ってきますね。
⇒ 『三川内焼』の透き通るような白い白磁に、全面に濃い目の『染付』で描き込まれたカップは高級感があり。 『祥瑞』の絵柄もめでたい絵柄ですので、贈り物としてもお勧めです。
← 手に持ってみました。 持ち手の付け根の部分だけ渕を押してあるので、親指が渕に当たらず持ちやすくなっています。