■ 商 品 名
染付芙蓉手鹿図輪花向付
■ 価 格
菖蒲の隠者販売価格
10,780円 (税込)
■ サ イ ズ
径14.5cm×高5cm
■ 重 量
190g
■ 内 容 量
150cc
■ 窯 元
■ 特 徴
陶磁器、機械ロクロ成形、古染付(手描き)
先人のデザインに習った古伊万里写しが魅力の
★ 「染付芙蓉手鹿図輪花向付」 です。
有田伝統の染付を伝承した作品作りに定評のある『李荘窯』さん。 こちらの作品は、形状・絵柄ともに古くから描かれて来た伝統的な作品で、現在でも染付を主に製作している窯元や作家さんなどにも、よく模倣され作られている作品です。 この作品の元となったのは有田では『古伊万里』と呼ばれる製品が製造されていた時期に作られた古陶磁器で、その『古伊万里』のさらに元となっているものは、中国で生産されていた古染付の製品を模して製作されたものですので、結局大元のルーツは中国の古陶磁器と言え、そのデザイン・図柄など模した『古伊万里』の写しの作品と言えます。
輪花(桔梗渕)を縁取った上品で趣のあるフォルムに、丁寧に描き込まれた『芙蓉手』の絵柄がバランスよくマッチした素敵な作品は、業務用としても日本料理店などで定番の和食器としてお使い頂いている人気の作品です。
『陶磁器』
『機械ロクロ』
『古染付』
『古伊万里写し』
『芙蓉手』
★ この作品には、和食器ならではのキーワードがいくつも含まれていますが、
★『芙蓉手』とは、器の見込み中央にメインの絵柄(ここでは鹿図)を配し、その周りを均等に間取りした構図で
『宝紋』や
『花紋』などの図柄を描いたデザインのことを指し、均等に奇麗に広がる
『芙蓉』の花のようなイメージから名付けられたと推測されます。
その
『芙蓉手』の文様の中にも面白い絵柄が描かれていて、
← こちらは俗に言う
『モンスターマスク』(獣面)と称されるもので、家でいう
『鬼瓦』や神社の
『狛犬』などに当たる
『魔除け』『邪気払い』などを意味する
『縁起物』だと推測されます。
⇒ そして、
『モンスターマスク』とは別に対で描かれているのは
『三方菱紋』の
『幾何学文様』で、とても手間が掛かる細かな文様も手を抜くこと無く丁寧に描かれています。
このように、普通には見落としがちな細かな絵柄にも興味を持って見ていくと、全ての絵柄それぞれに意味があったり、細かな技術が施されたりすることに気付かされ、いっそう和食器の面白さに触れることが出来るのではないでしょうか。。
■ 『牛のタタキ』を盛ってみました。 和食器で
『向付』と言われる器は、
茶懐石のお料理でお膳の手前に置かれる
『飯椀』『汁椀』に対して、お膳の奥
(向こう側)に置いて
『お刺身』や
『お膾(なます)』 などの料理を盛る器を指して
『向付』『お向』などと言います。 一般のご家庭では
『小鉢』などとして自由な使い方でお楽しみ下さい♪
← 重なりは悪くはありませんが、胴の部分で重なるため、重ね過ぎた場合少し不安定になります。
← 器の裏側は、表に比べると簡略化された絵柄ですが、それでも丁寧に描かれています。
裏側から見ると、兜型をした器の形状がよく分かると思います。
⇒ 手に持つとこんな感じです。
手に持って使われることが多い和食器は、手にした姿も美しいですね。
▲ CDケースと比べてみました。
■ (T様・東京都)
■ 芙蓉手向付はサイズを確認したはずだったのに、勝手に大きな器を想像していました。送られてきた器を見て、このサイズだったらいっぱい持ってたのにと一瞬がっかりしたのですが、手にとって、思わず\(^o^)/ 形、深さ、良いですねえ。
■ (K様・東京都)
■ 李荘さんの向付受け取りました。実はこれは前にもしかしてと言ったのとは別のものです。 以前に見たものはごく普通の芙蓉手でした。 でも、こちらの作品の方がインパクトがあってよかったです。 大胆な構図と繊細な絵付けでとても素晴らしい作品だと思いました。 李荘窯さんのはどれも本当に素敵です。
■ 優美な芙蓉手の器に隠れ睨みを利かすモンスター
古伊万里の歴史を感じさせる魅力的な和食器です♪
← 輪花(桔梗渕)を縁取った兜型の上品なフォルムの小鉢に、丁寧に描き込まれた『芙蓉手』の絵柄がバランス良くマッチしています。
古陶磁から受け継がれた伝統的な作品は、今や和食器の定番といえる作品です。
■ 自家製
『ゴーヤの佃煮』を盛ってみました。 何でも無いお料理が、器ひとつで美味しそうに見えてしまうから不思議です♪ 旨い肴と酒で。。というスタイルがよく似合います。。
(マウスオーバー画像も覗いて見て下さい)
← 均一に広がる『芙蓉』の花のようなデザインから名付けられた『芙蓉手』、『芙蓉手』にも色んな図柄の作品がありますが、こちらの作品は、見込みに『鹿』の絵と、渕の『吉祥文様』が印象的です。
染付けの線書きと、『濃み(ダミ)』の濃淡で丁寧に印象的に仕上げられています。
⇒ 渕に施された『桔梗渕』は、シャープで繊細だからこそ上品さが際立ちます。
深みも十分あるので、汁気のあるお料理にもお使い頂けます。
■ 『デザート』や
『甘味』などを盛っても素敵です♪
■ 大変めでたい絵柄で
『縁起物』の器は、お正月などの晴れの日などにお使い頂くのも良い製品です。美味しいお料理の話題だけでなく、こういう器の話題にも花が咲くと嬉しく思います。