■ 昼前に着きました。
器面(見込み)全体に色があるものは、色鍋島のもの数点(酒器はまた別ですが)のみの我家の食器でした。 ですから今回お願いしたものは期待感が大きかったのでした。
約25年昔に仕事で行った上海の友誼商店の裸電球と石炭ストーブの光の中で色に見とれて衝動買いした 出土品の瓶(貫入、スレ、黄ばみはいっぱい)・・・・ 長くなりましたが 要するに「私のお気に入り」です。
早速色を比べてみました。
光線の加減で瓶はスレも一杯あるので色が浅く見えますが 肉眼で比べて ついニンマリしてしまいました。
またまた冷蔵庫から冷凍保存の餃子がルリ錆菊和皿と結びついて 使いたいイメージが直ぐ湧きました。 器の濃色にコントラストを効かせた食材が閃き 早速一人前の昼ごはんです。
これまた 季節真っ最中 満開の桜が コントラストをまた生かせると閃き餃子のタレに
白磁桜小皿を使用。
ルリ錆菊和皿は器形が穏やかで色の強烈さが緩和され やや心配だった出番については結構 出場しそうです。
収納は 我家の器たちの中で最も省スペースなものでした。
蕨の箸置き は期待以上。 持っていたものは頂き物。 半磁器で土物臭さが色濃いものでした。 それが良いと思って下さったと思いますが・・・・
形のバラエティーや吹墨のバラツキなど 土臭い民芸色が かえって素敵です。 一瞥では 半磁器臭いのですが 磁器の硬い金属音に嬉しさが込上げてきました。 磁器でもこんな味が出せるんですね。
呉須濃豆絵波渕鉢は 娘の好みでもあったので 早速 一客どうだと メールで打診しています。
■ ルリ錆菊和皿の方は気に入って頂けましたでしょうか、窯変の作品は全て商品の状態が違いますので、中々リスクの高い商品でしたので、サイトでの発表はどうしようか本当に迷ったのですが、気に入って頂けたら嬉しいです。 餃子と桜小皿の画像、『なるほど!!』と感心させられました。 白と藍の対照的なコントラストと、器の面白い形状が愉しくて、これぞ和食器の楽しみ方だと自分でも嬉しくなってしまいました♪ 味のある蕨の箸置きといい、季節感たっぷりの素敵なコーディネートですね♪