隠者の宝箱〜和食器webショップ 菖蒲の隠者〜 限定商品・受注生産商品・業務用和食器在庫処分・等のスペシャルコーナーです

▲ 真上から見たところです。

全体的に『白』いイメージの『冬銀河』ですが、結晶の隙間には淡い『パステルブルー』が覗き、底の釉薬の溜まりには濃い『藍』がワンポイントの景色となっています。

★ 全体に『白』い仕上がりになる事が多い『冬銀河』は、他の『銀河釉』のような派手さは無いものの、シックで落ち着いた優しい雰囲気には癒されます。


『銀河釉』の名のとおり、銀河をイメージさせる『銀河釉』の作品ですが、『侘び寂び』を重んじる茶道から『奇麗寂び』というこれからの未来へ向けての茶道を推奨されている『遠州流茶道』に、『銀河釉』の作品はまさしく相応しい作品と言えるかもしれません。

★ 『銀河釉』の作品はどれひとつとして同じ結晶・景色の出ない作品です。 窯変によって生み出されるその景色は時には作者が予想もしていなかった景色を生み出す事もあり、それがこの作品の面白さ・魅力でもあり、また、難しさでもあります。
特に『茶道具』は一切妥協の許されない作品のため、作品として日の目を見る物は製作した作品のわずか５％にも満たないのだそうです。 それほどリスクの高い作品ですので、 日の目を見る事が出来なかった作品は処分され破片となって、義父『佐藤翁』が作られる『モザイク額』へと再利用されている訳です。⇒