■ こんなに熱く書いてしまって
蒲地さま いつもながら、すてきな器を送っていただきありがとうございます。 今回もいくつか思いつくまま、感想など書こうと思います。 あることないこと(ウソではないですが)書いているので、お客様の声にピックアップされると驚きます。 私はひたすら熱く感想を書いているだけなので。 今回も毒舌だと思いますが、失礼をおゆるしください。
●まず前から買おうと思っていた坂本さんの
瑠璃釉輪花鉢ですが。
アウトレットで手に入れたのはラッキーでした。 6月の個展で実物をみてくるという周到さで、あの美しい瑠璃色にいっそう魅せられて購入しました。届いた器はひっかいたような疵がはっきりわかりましたけど、たいしたことはありませんでした。
呉須がどんな感じだろうかと思いましたが、個展で拝見したような澄んだロイヤルブルーではなく、少しくすんだ深いグレーがかったブルーで、むしろ好みの色合いでした。
波渕の繊細さも器の薄さに依るところが大きいのでしょう。完璧でした。コメントにあった〈メタリックブルー〉は言い得て妙の表現ですね。制作年によって色合いも変わるとのことなので、できればまた次の機会に増やしたい器だと思います。あらためて、坂本さんの感性に惹かれています。
●
古染野バラ木甲7寸皿は万能選手だと思って購入したものです。
私はあまりお茶碗やお皿を壊したりしないので、新陳代謝の悪い我が家の食器類なのですが、毎日使っている蛸唐草の6寸皿のうちの1枚を、娘が壊してくれました。
もともと少し罅が入っていたのです。これ幸いと古染野バラの木甲皿をなぜか2枚注文しました。思った通り他の蛸唐草の皿との相性もよく、まるで以前から持っていたかのようにしっくりなじみます。 もちろん何を盛ってもおいしそうで、やはり万能選手でした。 私は6寸皿の取皿が気に入っているので探しているのですが、なかなか気に入ったものがありません。 ですからサイズ的にも木甲皿はベストだったと思います。
●最後に
濁し釉の雲龍皿について。
これはイメージがまるで違いました。 画面上の皿を拡大して見るべきでした。 コメントに〈つやけしのシックな〉とあったことを、ちゃんと考えに入れておけばよかったのです。 以前に注文して、入荷に時間がかかるとのことで、いったんキャンセルした経緯もあり、またあらたに購入しようと思ったのですが、アウトレットでまずお願いしました。 この皿は図柄がおしゃれだし、色合いもすてきでときめくのですが、とにかく持った印象が紙のようにぺらんぺらんで…。 やはり質感がマットなこともあって好きになれそうもないです。 ごめんなさい。 なんだか期待が大きかっただけにショック。 重量って器の印象をがらっとかえてしまうので、そのあたりがこれから注文するときに気をつけなければと思った点です。 雲龍皿は軽すぎてほんとにがっかりしました。
先日いただいた陶房青の
歯朶紋の切立鉢は重すぎて品がありません。 毎日食卓に出るほど、便利ではあるのですが。(ちなみにもともと私の持っていた切立鉢より50グラムも重い)とはいえ、今日うかがった中華のお店で、次々運ばれてくる料理を引き立てていたのは、この陶房青の器たちなのでした。なんだか知ってる子たちに会えたように嬉しい気がしました。
雲龍皿がもっと好きになれるよう、どんなお料理にあうか考えてみたいと思います。
器は使っている人こそ、いちばん素直な感想が書けると思うので、これからもしつこく隠者さまにメール書きます。何より私自身がもっとすてきな器を使いたいのです。 それでは。 次に熱く語りたいのは
藍水の楕円皿のことです。
■ いつもサイトをご利用頂き、また、ご丁寧なご報告を頂きありがとう御座います。仰る通り、お使い頂くお客様の感想が、他のお客様の一番の参考になると思いますので、当サイトでは気に入らなかったり,イメージが違ったなどのご感想や、トラブルなどの情報も、出来る限りお客様のご意見そのままにご紹介させて頂いています。これからも遠慮なく感じたままのご意見を頂けたら幸いです。
坂本さんの「瑠璃釉輪花鉢」は店舗で展示したりして商品を重ねた高台傷が付いた場合に「瑠璃釉」の製品は特に高台傷が目立ちやすく、今回のアウトレットの製品もそのような理由でアウトレットとなった製品です。
「濁し釉雲龍皿」はお客様のイメージとちょっと違っていたようですね。特に薄手に上品に成形された製品なので、また、釉薬が薄く掛かる濁し釉のため尚更薄く感じられたものと思います。機械ロクロの細工なので厚さの調整はどのようにも可能なのですが、今回の作品は薄さの上品な細工を売りに作られた製品でしたので、お客様によっては薄すぎて使い辛いと思われる商品なのかも知れませんね。 私たち器を制作する者にとっては、器は薄い方が上品であるという思い込みがあるように思います。でも、それは商品に見合った適度な厚みという事で、その辺りはもう一度見直すべき点かも知れません。今後の商品作りの参考にさせて頂きますね。
貴重なご意見をありがとう御座いました。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
■ 菖蒲の隠者 蒲地さま 商品到着からずいぶん日が経ってしまい、ご報告が遅れました。 申し訳ありません。
本当はもっと謝らなければなりません。 お客様の声を拝見しましたが、いったい誰でしょう、
雲龍皿のこんなコメント書いちゃって。 うわー、私だあ! 大拓窯のみなさま、ごめんなさい。 ほんとにごめんなさい。
じつは娘がこの頃、糠漬にはまっていて、自分で漬けた糠漬をいつも雲龍の皿に入れて出していました。 はじめは薄さが好みではなかったはずなのに、私自身も洗ったり片付けたりしているうちに、とても使い勝手のよい皿であることに気づきました。 アウトレットで1枚買っただけでしたので、今回、家族分の枚数を買い足したしだいです。 どうぞこの鼻持ちならないコメント、削除してくださいますように。 もちろん
雲龍皿は毎日食卓に出ておりますよ。 雰囲気が古風でありながら、古くささを感じさせない器ですね。 和・洋・中、どんな料理にもなじむお皿だと思います。 それだけ早くお伝えしなければと思い、メールいたしました。
藍水の
「椿仙茶」碗は敬老日に母にプレゼントしました。 小ぶりで手の中にすっぽり入る感じが優しく、どうやら気に入ってもらえたようです。 高齢の母ですが「懐かしい色合い」と言っていました。 色合いも大きさも文句なしにかわいいお茶碗です。
前回、お願いした
「花鳥楕円焼皿」ですが、これは使い方を工夫するとおしゃれなので、重宝なお皿ですね。 今日もお昼に使いましたが、汲み上げ湯葉がとてもおいしそうに見えるんですよ。 絵付けがきれいなので、少し透けたところの湯葉とあいます。 意外なところではとうもろこしを輪切りにして乗せたり。 色が映えてきれいだし、それに取りやすいのです。 鱧もおいしそうでしたね。 この楕円皿も当初、いかにも業務用の感じがして、あまり好きではありませんでした。 今では便利に使わせていただいているお皿です。
ではまた。
瑠璃流し輪花深鉢のことも書きたいのですが今度にします。 注文しようかと思っていた皿をチェックしようと、 今、HPをみたのですが。 輪花鉢のような、廃業された窯元さんたちの器
(隠者の宝箱のコーナーのことです)って販売終了ですか? また機会をみてお願いするかもしれません。 今後ともよろしくお願いいたします。
■ 追加ご注文、そして、いつもご丁寧なご報告をいただき感謝申し上げます。 雲龍皿、使い勝手はそれほど悪くなかったようで良かったです♪ お詫びなんてとんでもないです。商品を手にされた瞬間の正直なご感想
だと思いますし、今回とは逆に最初は良いと思っても、使ってみたら使いにくかったなんてことも往々にしてある事だと思いますので。 今回のように後日改めてご感想を頂けたという事は本当にありがたく思います。
他のお客様の中にもイメージが違ったりとか、がっかりした方はたくさんいらっしゃると思いますし、それがあって当然だと思います。サイトの都合の良いコメントだけを紹介するのは簡単ですが、それではお客様を騙しているように思えますし、また、辛口のコメントから自分自身はっと気づかされたりすることも沢山あります。 良い意見、悪い意見、お問い合わせの内容、など、お客様から頂く生の声が、他のお客様にとっても一番参考になるものだと思っています。 そういう意味でも、当サイトはお客様と一緒にサイトを作っていけたらと思いながらサイト作りをしていますし、また、お客様たちにも自分たちが『菖蒲の隠者』のサイト作りの一端に関わっていると感じて頂ければ嬉しいなと、いつも思っています。幸いにも当サイトには、そういうリピータのお客様の中にコメントを下さる方が比較的多くいらっしゃるので、本当にありがたく思います。 今回改めて頂いたコメントは、もちろんありがたく紹介させて頂きますが、出来れば以前頂いたコメントと一緒にご紹介させて頂ければ幸いです。また、今後もこちらの事情などはあまり気になさらずに、感じたまま素直なご感想を頂けたら、ありがたく思います。 ご丁寧なご報告をありがとう御座いました。
お問い合わせにあった内容は、おそらく
「隠者の宝箱」のコーナーのことですね? 以前使用していたバナーが大きくて、業務用食器の在庫処分特価販売コーナーのような紹介のしかたをしていましたので、現在は在庫処分以外にも限定品などの紹介もしており内容が少し変わってきたため、小さなバナーにして会員ページなどのバナーと一緒に並べてリンクを張り替えた次第です。ちょっと入り口が分かりづらくなって、気づかれない方も多くなるかなと思いましたが、なにとぞお許しください。入り口のリンクは最新商品の画像の下に黒いバナーで「隠者の宝箱」と表示しておりますので、そちらから入室ください。内容は以前のままで変わらずやっております。